ウルIVのSteam版にロールバック対戦MOD 発売12年で有志が実現
2014年発売の Ultra Street Fighter IV の Steam 版に、通信の遅れを巻き戻しで吸収する「ロールバック」方式の対戦を入れる MOD が2つ公開されました。いま標準になっているのは「SF4 Ember Netplay」で、もう一方の SF4Enhanced は10月4日に開発を終えています。

USF4 のオンライン対戦は、相手の入力が届くまで待つディレイ方式のままでした。回線が不安定だと動きが重くなるこの仕組みを、有志が12年越しに置き換えました。
2つの MOD
- SF4 Ember Netplay(作者 KabieFox): 最大16人のプライベートルーム、ロールバック対戦の卓4つ、観戦、Discord の招待での参加、トレーニング用のフレームメーター。最新は10月7日の v1.1.0。作者は実験版と明記
- SF4Enhanced(作者 Faabi): ロールバック対戦、公開ロビー、ポート開放なしの中継。Linux と Steam Deck にも対応。10月4日に開発を終え、Ember を使うよう案内。公開ロビーのサーバーは当面動かす
どちらも Anthony Danducci 氏が作った sf4e を土台にしています。Faabi 氏は引退の文書で、18,000試合以上が遊ばれ、Ember がコミュニティの標準になったと書いています。
生成 AI の使い方
Rock Paper Shotgun は、2つとも Anthropic の Claude の助けを借りて書かれたと報じました。GitHub では、SF4Enhanced の直近100件のコミットのうち68件に Claude が共同作者として記されています。Ember は、版ごとのコードの見直しに Claude と OpenAI のモデルを使ったと文書に書いています。
遊ぶとどうなるか
Ember では入力遅延を1〜10フレームか自動で選び、2人のうち大きい方の値で対戦します。対戦相手も同じ版の MOD を入れている必要があり、普段の公式マッチングの相手とつながるわけではありません。Discord で仲間を集めて部屋を作る遊び方です。
Ember の動作環境は Windows 10 以降(64ビット)、Steam 版 USF4、Visual C++ の x86 ランタイムです。Steam 版は10月7日朝の時点で87%オフの395円、同時接続は476人でした。USF4 は 2game.info の対象ゲームには入っていません。
既に MOD を入れている人へ: 部屋の全員が同じ版の Ember を使う必要があります。SF4Enhanced も相手と同じリリースが必要です。
https://www.rockpapershotgun.com/after-12-years-ultra-street-fighter-iv-gets-not-one-but-two-connection-stabilising-rollback-netcode-mods-aaaand-theyre-both-made-using-claude
https://github.com/Confetti3/SF4-Ember-Netplay
https://github.com/fabeloper/sf4e
https://x.com/faabi_ss/status/2106700706820329686
https://store.steampowered.com/app/45760/


