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プラットフォームの変更Epic Games Store2game.info 編集部

Epicの新ランチャーがLinuxに初対応 Fortniteは対チート刷新の後

Epic Games は10月14日、作り直したランチャーのプレビュー版を公開し、初めて Linux 版を出しました。Fortnite も Linux に来ると告知しましたが、対チートの Easy Anti-Cheat を作り直してからで、時期は示していません。

画像: Epic Games

Epic の公式のランチャーには、これまで Linux 版がありませんでした。新しい Epic Games Launcher のプレビュー版は Windows・macOS・Linux 向けで、Linux でもそのまま動きます。Epic は告知で、新しいランチャーを「vibe coded」(AI に任せてコードを書くやり方を指す言葉)で作ったと書き、今の版より速く軽いと説明しています。

起動は Steam より 1.8 倍速いと Epic が主張

  • 起動(コールドスタート)は 5.47 秒で、Steam の 10.07 秒より 1.8 倍速い
  • 裏で動いている状態からライブラリを開くまで 0.36 秒で、Steam の 0.42 秒より 1.2 倍速い
  • ストアを開くのは Steam の 3 倍速い(秒数は示していない)。ライブラリの読み込みは 30 倍速いが、比べた相手は書かれていない
  • 数字は Epic が依頼した Keywords Studios の 10 月の計測。13 台で 5 回ずつ測った平均で、試した中で性能の低い 3 台は除いた。結果は環境で変わるとも書いている

プレビュー版で変わること

  • ゲームごとのページに、状態・アクティビティ・詳細・起動などの操作をまとめた
  • PC のほかのライブラリをつないで、持っているゲームを 1 か所に並べられる
  • 入力に合わせて絞り込む検索、グリッドと一覧の切り替え、コレクション、上部バーのカスタマイズ
  • ダウンロードの速さと読み書きの速さを表示。待ち・予約・失敗したダウンロードも 1 画面で見られる
  • Fortnite・Epic Games Store・Epic Games アプリをまたいだパーティーとボイスチャット

変わらないことと注意

買ったゲームとクラウドセーブ、進行は、プレビュー版にもそのまま引き継がれます。インストール済みのゲームも同じです。新しい版を入れると、今の版は自動でアンインストールされます。一部のソーシャル機能とアカウント管理はまだ入っていません。Epic は、Fortnite・Rocket League などの対戦ゲームを遊ぶ人と、運営中のゲームを作っている開発者には、プレビューの間は今の版を使うよう勧めています。配布ページは launcher.epicgames.com です。

動く環境(Linux 版と Mac 版)

  • 公式に対応するのは Ubuntu 22.04 LTS 以降、Fedora 43 以降、Debian 12 以降。ほかのディストリビューションは動く場合もあるが、試験・サポートの対象外
  • CPU は 64 ビットの x86-64(2GHz・2 コア以上)、メモリー 4GB、空き容量 2GB
  • ランチャーは Linux で直に動くが、Windows 用しか無いゲームは互換レイヤーが要る。ゲームごとに Linux で動くかを確かめるよう案内している
  • macOS 版は Apple シリコンの Mac だけ。Intel の Mac は対象外

Fortnite が Linux に来る条件

Fortnite が Linux で遊べないのは、Easy Anti-Cheat の Linux 版が Windows 版と同じ強さで守れないためだと、Epic は技術ブログで説明しています。そこで「EAC Linux v2」に作り直し、まず Fortnite で試す予定です。カーネルモジュールは入れず、代わりに次の条件を満たす環境を求めます。

  • よく知られた鍵で署名されたカーネルとカーネルモジュール
  • TPM 2.0、セキュアブート、メジャードブート
  • IOMMU(携帯機以外)、カーネルのロックダウン(integrity モード)、kexec の無効化、BPF LSM

対チートのサービスは守られたゲームを遊ぶ間だけ動きます。要件を満たさずに起動しても、BAN ではなくエラーが出るだけです。

「よく知られた鍵」として挙がったのは 9 つです。Canonical(Ubuntu)・Fedora・Universal Blue(Bazzite など)・Debian・openSUSE・SUSE・Rocky・AlmaLinux・Microsoft UEFI CA の鍵が当たります。NVIDIA のドライバーのように別に配られるカーネルモジュールも、組織がビルドし、よく知られた鍵で署名している必要があります。Steam Deck は要件の機能に対応しておらず、Valve と話し合っているところです。十分な数のディストリビューションの開発者と協力できたら、Fortnite を新しいランチャーで Linux に出すと告知しました。Fortnite での試験の後、ほかの開発元にも EAC Linux v2 を広げる予定です。

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