RockstarがMODガイドラインを更新 物語の拡張とタイトル間の持ち込みを禁止
Rockstar Games が、MOD の作り手に向けた文書「Mod Guidelines」を9月10日付で更新しました。公式のストーリーやミッションを拡張・改変する MOD、あるタイトルのマップやキャラクターを別のタイトルに持ち込む MOD、正式に発売されていないプラットフォームで動かすための改変を、いずれも認めないとしています。

「Respect Our Games」に並ぶ4つの禁止
文書は Grand Theft Auto と Red Dead Redemption のシリーズを対象に、Rockstar には自社のゲームとブランドの使われ方に制限を設ける権利があると述べ、「Respect Our Games」の見出しで4点を挙げています。
- 公式のストーリー、筋書き、ミッション、キャラクターなど、確立された連続性を拡張・改変しない
- あるタイトルのマップ、場所、キャラクター、ストーリー、ゲーム内アセットなどを、別のタイトルに組み合わせない
- マルチプレイの改造は、公式にライセンスされた Creator Platform、または Rockstar が個別に許諾した範囲に限る
- Rockstar が正式に発売していないコンシューマ機やハードウェアで動くよう、ゲームを改変しない
マルチプレイの受け皿は FiveM / RedM の利用規約
マルチプレイ関連は公式の Creator Platform に一本化されます。FiveM と RedM を運営する Cfx.re のサポートページは、Rockstar Games Creator Platform License Agreement の所在として fivem.net/terms を案内しています。この規約の版も、Mod Guidelines と同じ Sept. 10 2026 付です。
収益化、第三者の IP、実在の人物の声
収益化は Rockstar が承認したデジタルストアを通す場合に限られ、それ以外の商業利用は禁止です。現金を賭けるギャンブル、ルートボックス、ガチャ、ゲーム内通貨の現金販売、暗号資産や NFT の利用・宣伝も認めていません。第三者の宣伝や商品配置、スポンサー付きコンテンツとして働く MOD、Rockstar 製のアセットやミッションへのアクセスを有料化する行為も挙がっています。ほかに、Rockstar 製ゲームのボイス演技を改変・流用しないこと、実在の人物の声や肖像を書面の許諾なく使わないこと、実在の武装組織を描くコンフリクトロールプレイや軍事シミュレーションを行わないことが書かれています。
GTA 6 は11月19日発売、PC 版は未発表
Grand Theft Auto VI の公式サイトは、11月19日に PlayStation 5 と Xbox Series X|S で発売と表示しており、PC 版は載っていません。今回の文書について Rockstar は、これはライセンスではないと明記し、利用規約と Creator Platform License Agreement を通読するよう求めています。あわせて、いかなる理由でも、いつでも MOD その他のユーザー生成コンテンツを削除する権利を留保するとしています。
9月22日6時46分時点の Grand Theft Auto V Legacy の Steam 同時接続は38,553人です。今回の文書は、シングルプレイ向けの MOD そのものを禁じるとは書いていません。名指しで禁じているのは、公式の物語に手を入れること、タイトルをまたいでアセットを持ち込むこと、未発売のプラットフォームへ移植すること、公式 Creator Platform 以外でマルチプレイを改造することです。
既に MOD を入れている人へ: すでに公開されている MOD をどう扱うかは、文書に書かれていません。Rockstar は削除の権利を留保しているため、手元の MOD が配布元から消える場合に備えるなら、導入済みのファイルは自分で控えておくことになります。

