Phantom Libertyの最後の選択は逆算で書き直しを重ねた 3周年でSasko氏が回想
Cyberpunk 2077 の拡張「Phantom Liberty」の発売3周年に合わせ、リードクエストデザイナーだった Paweł Sasko 氏が X に振り返りの記事を投稿しました。Songbird と Reed のどちらにつくかという最後の選択は、そこから逆算して場面を何度も書き直したと明かしています。

本編の反省から作り方を変えた
記事「3 Years of Phantom Liberty」は日本時間9月27日0時43分の投稿で、GamesRadar が同日に報じました。Sasko 氏によると、本編の開発はウォーターフォールに近い体制で、仕事が部署から部署へ渡り、判断がリードやディレクターに集まっていました。Phantom Liberty ではデザイナー、ライター、シネマティック、アート、オーディオ、QA などが一つのコンテンツを一緒に作る多職種チーム(社内では pod と呼ぶ)に移り、慣れるまで長くかかったと書いています。
クエストごとに「どう感じさせるか」を決めた
物語の手本にしたのは『裏切りのサーカス』、007、ボーン・シリーズ、『ブリッジ・オブ・スパイ』、『オーシャンズ11』などのスパイものです。クエスト「You Know My Name」は Black Sapphire のパーティーでルーレットをしながら情報を集める 007 風の場面、「Somewhat Damaged」はデザイナーに「迷路でミノタウロスに追われている」と説明したホラーとして作りました。
最後の選択と分岐
Songbird と Reed の二択は開発で最も重視したことの一つで、「そこから逆算し、場面を何度も書き直した」とのことです。二人とも矛盾や弱さ、秘密と、理解できる理由を持つようにしました。本編では選択の結果が控えめすぎて、プレイヤーが気づかないこともあったため、Phantom Liberty では分岐を増やし、メッセージ、写真、再登場する人物、クエストの別ルートで結果が見えるようにしています。正解を示すつもりは無かったと書いています。
Dogtown と Update 2.0
Dogtown は広さより、縦に重なり屋内や地下が詰まった密度を狙いました。同じ時期に Update 2.0 でパーク、サイバーウェア、警察、車両戦闘、AI、ルートなどを見直しており、技術の完成度にも人物やクエストと同じだけの注意が要ると述べています。販売本数は1,500万本を超えましたが、Phantom Liberty で本編の発売時の問題が帳消しになったとは考えていないとも書いています。Sasko 氏は現在、次の Cyberpunk のアソシエイトゲームディレクターを務めています。
Cyberpunk 2077 の Steam 同時接続は9月28日5時時点で37,877人です。日本語は公式に対応しています。MOD の入口は、コンソールとスクリプトの実行基盤 Cyber Engine Tweaks で、多くの MOD がこれを前提にします。今週の新着では、車の改造、入手、売却、修理をまとめて扱う Garage が登場しています。
- Cyber Engine Tweaks (Cyberpunk 2077)
- Garage (Customize - Claim - Sell - Repair - Swap) (Cyberpunk 2077)

