PS4専用レースのDriveclubがWindowsで動く 有志の移植にDLAAも
PS4 のレースゲーム「Driveclub」を Windows で直接動かす有志の移植「DriveClub Recomp」が、GitHub で公開されました。ゲームのデータは入っておらず、自分で吸い出した PS4 版が要りますが、DLAA や FSR 3.1、ウルトラワイドの画角の補正が付きます。

Driveclub は PS4 のゲームで、Steam のストアを「driveclub」で検索しても10月18日の時点で0件です。DriveClub Recomp は、ゲームの x86-64 のプログラムを PC の CPU でそのまま動かし、PS4 のシステムのライブラリーを作り直して、GPU への命令を Vulkan に置き換えます。CPU をまねるエミュレーターではありません。
作者は GitHub の OverkillLabs3 で、最初の v0.1.0 は日本時間10月17日5時44分に出ました。その後、18日15時までに5回更新しています。10月18日22時15分の時点で、スターは153、Windows 用 zip のダウンロードは合計3,903回です。
遊ぶとどうなるか
zip を展開して DriveClub.exe を開くと、起動画面で本編と1.28の更新データのフォルダを選びます。画質やフレームレートを決めて「Play」を押せば始まります。メニューからレース、フォトモード、セーブまで遊べる、と作者は書いています。
- 画質: 元のアンチエイリアスを DLAA(GeForce RTX)か FSR 3.1 に置き換えられる。RTX では F10 で両者を切り替えられる
- 解像度: 出力は720p〜8K。ウルトラワイドは画角を補正して広く描く
- フレームレート: 30・60・上限なしから選べ、上限なしでもゲームの速さは変わらない
- 動作の目安: 作者の PC(RTX 5070 Ti・Ryzen 7 5800X3D)で、重い場面でも4Kで約60fps
- DLC: 追加の車・バイク・ツアーを、自分のゲームのファイルから作って起動画面で解放できる
要る物と注意
- ゲーム: 自分で吸い出した北米版(CUSA00093)の1.28。欧州版(CUSA00003)の1.28も使えるが、試した量は少ない
- PC: Windows 10/11 の64ビット、Intel の Haswell か AMD の Excavator・Ryzen 以降の CPU、Vulkan 1.3 に対応した GPU。ゲームのデータ用に約40GB の空き
- 既知の問題: 一部の反射が明るすぎる、速い車に薄い残像が出る、オンラインの機能は動かない、NVIDIA の GPU でしか試していない
同じ Driveclub では、別の有志 qnfn の「DCport」も10月17日に GitHub で公開されました。Bloodborne の有志の移植「bloodborne_pc」の仕組みを元にしています。FSR 4 に対応し、フレームレートは30〜240fps から選べます(作者が試したのは120fps まで)。
DriveClub Recomp の mods フォルダにファイルを置くと、同じパスにあるゲームのファイルの代わりに読まれます。起動画面ではモーションブラーと被写界深度も切れますが、有志のパッチ「Disable motion blur and depth of field」は DLAA・FSR と一緒には効きません。
https://github.com/OverkillLabs3/driveclub-recomp
https://github.com/OverkillLabs3/driveclub-recomp/releases
https://github.com/qnfn/Driveclub-Port
https://www.dsogaming.com/news/ps4-exclusive-driveclub-gets-an-unofficial-pc-port/
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