PS4版「ワンダと巨像」が有志の移植でWindowsに 60fpsモード付き
Steam では売られていない PS4 版「ワンダと巨像」を、Windows で直接動かす有志の移植が GitHub で公開されました。ゲームのデータは入っておらず、遊ぶには、改造ツールを入れた自分の PS4 から吸い出したゲームが要ります。

移植の名前は「Shadow of the Colossus — PC」で、元にしたのは2018年に Bluepoint Games が作った PS4 版です。PS4 を丸ごとまねるエミュレーターではありません。ゲームの x86-64 のプログラムを PC の CPU でそのまま動かし、PS4 の GPU への命令を Vulkan に置き換えます。
作り方は、Bloodborne を PC で動かす有志の移植「bloodborne_pc」にならったと作者は書いています。作者は GitHub の AjncSystem 氏で、説明はポルトガル語と英語です。
遊ぶとどうなるか
配布の zip を展開して SotC.exe を開くと、起動画面が PC の中からゲームのフォルダと音のファイルを探します。PS4 エミュレーター shadPS4 のセーブがあれば取り込めます。「PLAY」を押せば始まります。
描画は1080p で、出力は720p〜4K から選べます。拡大には FSR 1 を使います。欧州版1.01なら60fps のモードと16倍の異方性フィルタも使え、他の版は30fps です。DualShock 4・DualSense・Xbox のコントローラーに対応し、マウスでカメラを動かせ、キーの割り当ても変えられます。
要る物と注意
- ゲーム: 自分の PS4 から GoldHEN(PS4 の改造に使うツール)で吸い出した PS4 版(CUSA08809)
- 音: 自分の PS4 にある2つのシステムファイル。無いと音が出ない。ゲームと Sony のファイルは同梱していない、と作者は説明
- PC: Windows 10/11 の64ビット、Vulkan 1.3 に対応した GPU
- 動作: 60fps モードのタイトル画面のデモが RTX 2060 SUPER で平均約67fps、いちばん重い峡谷の橋で29〜34fps
- 既知の問題: 更新後の初回はシェーダーを作り直すので重い。VRAM 8GB だと広い場所で上限近くまで使う。AMD の GPU で画面が緑やピンクに色づく不具合は v0.57 で直したが、AMD ではまだ試していない
リポジトリは日本時間10月12日に作られ、10月14日に v0.57 が出ました。10月18日7時台の時点で、GitHub のスターは967、v0.57 の zip のダウンロードは1万6,729回です。最後まで遊び通せたかは、作者の説明に書かれていません。
Steam のストアを「Shadow of the Colossus」で検索すると、10月18日の時点で0件です。
https://github.com/AjncSystem/ShadowOfTheColossus-PC
https://github.com/AjncSystem/ShadowOfTheColossus-PC/releases
https://www.dsogaming.com/news/shadow-of-the-colossus-ps4-remake-gets-unofficial-pc-port/
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