PS4版MediEvilが有志の移植でWindowsに 4K描画と開発者の隠しメニューも
2019年に PS4 で出たリメイク版 MediEvil を、Windows で直接動かす有志の移植が GitHub で公開されました。ゲームのデータは入っておらず、遊ぶには自分で持っている PS4 版のゲームのデータが要ります。

骸骨の騎士ダン・フォーテスキューが墓から起き上がる、あの MediEvil です。PS4 版は、Steam のストアで検索しても出てきません。移植はエミュレーターではなく、ゲームの x86-64 のプログラムを PC の CPU でそのまま動かし、PS4 の GPU への命令は shadPS4 の描画部分で Vulkan に置き換えます。
作者は GitHub の bc160201983 氏です。土台には、God of War III を同じ方法で動かした有志の移植「gow3_pc」を使ったと書いています。リポジトリは10月13日(日本時間)に作られ、最新の版は10月19日の1.3.5です。
遊ぶとどうなるか
配布の zip を展開して MediEvil.exe を開くと、ゲームの配色とフォントで作られた起動画面が出ます。手持ちの PKG を選ぶか、展開済みのフォルダを指定して「PLAY」を押せば始まります。遊んでいる最中に R3 を押すと、開発者がゲームに残していた隠しメニューが開き、ステージの選択や無敵、空を飛ぶモードが使えます。
描画は3D の場面を最大3840×2160で描いて1080p の画面に縮める方法と、720p〜4K でそのまま出す方法から選べます。fps は標準で60で、120・240は試験的な扱いです。作者の RTX 5080 では、ステージで約90〜120fps でした。DualSense や Xbox のコントローラー、キーボードに対応し、どちらも割り当てを変えられます。
要る物と注意
- ゲーム: 自分が持っている PS4 版 MediEvil(CUSA11227 か欧州版の CUSA12982)。展開済みのフォルダか、改造した PS4 で使う形式の PKG(fake PKG)。ゲームのファイルは同梱していない、と作者は説明
- 対応する版: 1.00 と 1.02
- PC: Windows 10/11。画質の設定は Radeon 780M のような内蔵 GPU 向けの Low から Ultra まで
- 既知の問題: 60fps を超えると、重いステージは描画の変換(1つのスレッド)で頭打ちになる。1080p を超える解像度でそのまま出すと、コントローラーで届かないメニューがある
- PSN のオンライン機能は、サインインしていない本体と同じ扱い
移植は GPL v2 以降で公開されています。海外では DSOGaming が10月21日に紹介しました。
https://github.com/bc160201983/medievil_2019_pc_port
https://github.com/bc160201983/medievil_2019_pc_port/releases
https://www.dsogaming.com/news/medievil-ps4-remake-gets-unofficial-pc-port/
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