SteamOS 3.9.5が安定版に デスクトップはPlasma 6.7、Linux 7.2へ
Valveは10月24日7時ごろ(日本時間)、SteamOS 3.9.5を全ユーザー向けの安定版として配信しました。前の安定版3.8からの変更をまとめた版で、一部のRadeonのスリープ復帰の不具合や、Intelの新しいCPUで一部のゲームが動かない不具合が直ります。

SteamOS 3.9.5では、デスクトップモードのKDE Plasmaが6.4.3から6.7.3に上がります。間にある6.5・6.6・6.7の変更が一度に入ります。カーネルはLinux 7.2を元に作り直し、土台のArch Linuxも新しくなりました。
ゲームを遊ぶ人に効く修正
- RDNA1・RDNA2世代の単体GPUのRadeonを積んだ機器で、スリープと復帰の不具合を修正
- IntelのPanther LakeのCPUで、ELDEN RINGやDARK SOULS IIIなど一部のゲームが動かない不具合を修正
- Steam Deck: 音を鳴らしていない時の待機中の消費電力を下げた
- VRRを有効にしていると「フレームリミッターを無効化」が効かなかった不具合を修正
- 一部の外部ディスプレイで、フレームレートが上限の設定より低くなる不具合を修正
- ゲームモードでランチャーの窓をうっかり動かすと、操作を受け付けなくなる不具合を修正
- Legion Go 2でForza Horizon 6を起動するとシステムごと落ちる不具合を修正。画面の明るさの調整にも試験的に対応
- 一部のASUSの機器で、スリープから戻るとファンが回りすぎる問題を回避
Steam MachineとSteam Frameにかかわる修正もあります。Steam Frameの無線アダプターへの対応を良くし、Steam MachineからSteam FrameへVRのゲームを流す時にフレームリミッターがかかってしまう不具合を直しました。画面をつながずに起動したSteam MachineでRemote Playが使えない不具合と、Steam Machineのファームウェアの更新がときどき失敗する問題も直っています。
休止状態はまだ画面から使えない
開発者向けの項目では、休止状態(ハイバネーション)に試験的に対応しました。ゲームモードの画面にはまだ出ておらず、Steam Deckではドライバーの不具合が残るため有効になっていません。Wi-Fiは標準の仕組みがwpa_supplicantに替わり、これまでiwdの時だけだったスリープ復帰後の素早い再接続にも対応しました。
安全面では、信頼できなくなったeMudhraの認証局の証明書を取り消しています。ほかに、一部のマザーボードとの相性を良くするブートローダーの更新や、steamos-で始まるスクリプトとパッケージの名前をholo-に替える変更(必要な物は古い名前でも呼べる)が入りました。
https://steamstore-a.akamaihd.net/news/externalpost/steam_community_announcements/1847286114038096
https://www.gamingonlinux.com/2026/10/steamos-3-9-5-released-with-plasma-6-7-linux-7-2-security-fixes-better-steam-frame-wireless-adapter-support/
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