セガのSCUD RACEが有志の移植でPCに 8Kとオンライン対戦も
セガが30年前にゲームセンターで出したレースゲーム「SCUD RACE」を、Windows で直接動かす有志の移植が GitHub で公開されました。8K までの解像度やハンドルのフォースフィードバック、オンライン対戦に対応する一方、遊ぶには自分のアーケード版の ROM が要ります。

Model 3 基板の名作レースゲームが、PC の EXE になりました。エミュレーターではありません。作者の説明では、アーケード版のプログラムを丸ごとデコンパイル(機械語から読める形に戻すこと)して移植したもので、README では AI の手を借りて作ったことも明かしています。
遊ぶとどうなるか
フォルダーに自分の ROM を置いて scudrace.exe を起動すれば、当時のコースを今のモニターで走れます。解像度は当時のままから 8K まで選べ、画面の縦横比も切り替えられます。音はステレオとサラウンドに対応し、Music フォルダーに入れた好きな曲を流しながら走ることもできます。
対戦の幅も広がりました。LAN でつなぐ当時の通信対戦に加え、EU に置かれた専用のサーバーでオンライン対戦ができ、オンラインのタイムの記録も競えます。同時に配られた Xbox 360 版と Xbox Series X 版(開発者モードで動かす物)とのクロスプレイにも対応しました。ハンドルは多くの機種に対応し、フォースフィードバックも効きます。
要る物(作者の説明)
- 自分のアーケード版の ROM「scud.zip」(Scud Race / Sega Super GT の Twin/DX 版)。README には ROM が正しい物かを確かめるための値も載っている
- Daytona USA 2: Power Edition の ROM「dayto2pe.zip」は任意。置くと Hornet が使えるようになる
- ROM はリポジトリにもリリースにも入っていない
- 正式に対応するのは Windows PC・Xbox 360・Xbox Series X。ほかの機器は試しておらず、サポートしない
配布元は GitHub の wanszai 氏のリポジトリのリリースのページで、作者の名前は出ていません。リポジトリは日本時間10月30日11時21分に作られ、同日21時50分に最初の版 0.0.14 が公開されました。セガの公式の物ではなく、README にもセガの許可についての記述はありません。今後の候補として地域ごとのサーバー、VR、オンラインの人数の拡大、画面分割を挙げていますが、作者は「保証はしない」としています。海外では DSOGaming が10月30日に紹介しました。
https://github.com/wanszai/Scud-Race
https://github.com/wanszai/Scud-Race/releases
https://www.dsogaming.com/news/classic-model-3-arcade-racer-scud-race-gets-unofficial-pc-port/
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