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大きなニュース勝利の女神:NIKKE2game.info 編集部

NIKKEのPCランチャーが改ざんされ不正プログラムを配布 運営が点検を要請

勝利の女神:NIKKE の PC ランチャーが改ざんされ、利用者の PC に不正プログラムが配られていたと、運営が11月5日に発表しました。9月27日15時41分以降に Windows 版のランチャーを一度でも起動した人は、点検とパスワードの変更を求められています。

対象は、9月27日15時41分以降に Windows 版の PC ランチャーを起動した人です。運営はモバイル版には影響していないと説明し、モバイル版だけの人には点検は要らないとしました。被害の範囲は調査中で、感染した人数は 2 本の告知に書かれていません。

点検の方法は 2 通り

  • 公式 PC クライアント: Chrome などのブラウザーをすべて閉じてから起動する。11月5日8時から不正プログラムの検査と削除の機能が入り、見つかると削除するかを聞く画面が出て、同意すると関連のデータが消える。見つからなければ画面は出ず、そのままゲームが起動する
  • 手動: ランチャーを入れていない人や、起動せずに確かめたい人向け。ネットワークを切り、NIKKE とランチャーと Chrome を終了してから、インストール先(例: C:\NIKKE、C:\NIKKE_GOOGLE)の Launcher\intl_service\debug.log で「k2f_chan registered」を検索する。確認が終わるまでランチャーは起動しない
  • 手動で文字列が見つかった場合: 公式の案内に沿って、レジストリの項目を消して PC を再起動し、Chrome のフォルダー内の DLL、ダウンロードされたファイル、ランチャーのキャッシュを順に消す。同じ名前のレジストリの項目が別の場所にもあり、Chrome のフォルダーには正常なファイルもあるため、案内はパスと条件を指定し、それ以外を消さないよう求めている

文字列が見つからなくても、リスクを完全には排除できないと運営は書いています。その場合もウイルス対策ソフトのフルスキャンを勧めました。手動の手順は公式の「PCランチャーのセキュリティに関する手動確認方法のご案内」にあります。

点検の後にすること

  • その PC で使ったことのあるアカウントのパスワードを変える。作業は影響を受けていない別の端末か、点検を終えた PC で行う
  • API キーやアクセストークンを保存・使用していたら、無効にして新しく発行する
  • ウイルス対策ソフトのフルスキャンと、Windows セキュリティのオフラインスキャンを行う(手動の案内の手順)
  • アカウントの異常や金銭的な被害があれば、公式のカスタマーサポートに連絡する。運営は案件ごとに確認して対応すると告知した

運営が公表した経緯

  • 9月27日10時59分: ゲームサービスの一部で使っていたドメイン insightjs.com が乗っ取られる
  • 9月27日15時41〜42分: ランチャーがダウンロードする公式 CDN のスクリプト 4 件が改ざんされる
  • 10月30日3時52分: このスクリプトを通じて不正プログラムの配布が始まる
  • 11月4日0時ごろ: 運営が異常を確認
  • 11月4日2時4〜23分: 3 件を差し替え、追加の配布を止める
  • 11月4日12時9分: 残り 1 件の CDN キャッシュの更新を完了

不正プログラムの中身は調査者の報告から

運営は、不正プログラムで何ができるのかを告知に書いていません。調査者の MotherSphere 氏は感染した PC を調べ、11月4日未明(日本時間)に GitHub で報告を公開しました。報告によると、ランチャーを開いている間、攻撃者はコマンドの実行、ファイルの読み取り、スクリーンショットの撮影ができました。Windows では Chrome に読み込ませる DLL が残り、ランチャーを閉じた後も動き続けます。報告は 1 台の感染 PC と、ほかの被害者のコメントをもとにしています。

読み取りの対象として、この報告はブラウザーのデータに加え、SSH の鍵やクラウドサービスの認証情報など 250 のファイルとフォルダーを挙げます。BleepingComputer は追加の DLL に暗号資産のウォレットのデータを狙う機能があると伝えましたが、実際に使われたか、盗まれたかは分からないとしています。運営も告知で、影響がゲームにとどまらず、PC や外部サービスのアカウント、資産に及ぶ可能性があると書きました。

運営の発表と報告には違いが 2 つあります。1 つは配布の開始です。運営は10月30日としていますが、報告はコメントで寄せられた例として10月24日1時40分(日本時間)を挙げます。点検の対象は9月27日以降の起動なので、この違いで対象の人は変わりません。

もう 1 つはキャッシュの tbs_cache です。報告は、改ざんされたファイルが残っていて再び読み込まれるおそれがあるとして、ランチャーを開く前に消すよう勧めます。痕跡も入っているため、先に確かめるか写しを取るようにとも書いています。この助言は11月4日に足された物で、運営が点検の機能を案内する前です。運営の案内では、この削除は文字列が見つかった人向けの手動の手順にあり、公式クライアントでの点検は起動して行います。起動時の機能の説明に tbs_cache の名前は無く、この違いの説明も 2 本の告知にはありません。

報告はこのほか、Linux や Steam Deck で Proton を通して動かした場合も対象に挙げます。Google Play Games 版のランチャーにも被害の報告があり、データは nikke_launcher_google にあるとしています。運営の案内の対象は Windows 版の PC ランチャーで、キャッシュの場所は nikke_launcher だけを示しています。

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