PRO X SUPERLIGHT 2 評価まとめ プロ使用率1位の定番マウス
ロジクールのワイヤレスマウス「PRO X SUPERLIGHT 2」は、発売から約 3 年たった今も、プロ選手の使用率で 1 位です(ProSettings、2026 年 10 月 7 日時点)。60g の軽さ、多くの手に合う左右対称の形、計測でも小さい遅延が評価されています。いま選ぶ時の注意と、同じ系列の派生モデルとの選び分けもまとめました。

厳選した理由(実績)
- プロの使用率プロ選手 2,431 人のうち 299 人(12.30%)が使い、1 位です(2026 年 10 月 7 日時点)。2 位は Razer Viper V3 Pro の 266 人。(ProSettings)
- 発売からの年数日本では 2023 年 10 月 13 日に発売され、約 3 年になります。2024 年 9 月 17 日から G HUB で配信された更新で、最大 8000Hz・44,000 DPI に対応しました(2024 年の発表資料)。(ロジクール 発表資料(2023 年の発売))
- 第三者の評価Tom's Hardware の「Best Gaming Mouse」で、FPS 向けの部門(Best FPS Gaming Mouse)に選ばれています(2026 年 10 月 6 日更新)。PC Gamer のレビューでは 88 点です(100 点満点、2023 年 10 月)。(Tom's Hardware)
- 計測TechPowerUp の計測では、無線のクリック遅延は 1000Hz で 1.4ms、8000Hz で 0.9ms(初代は 1000Hz で 1.7ms)。よく使う CPI(400〜3200)でずれはありませんでした。ただし、Razer は 8000Hz で 0.4ms、ポーリングレートに関係なく 0.3ms の他社製品もあり、今では抜かれているとしています。(TechPowerUp)
どんなマウスか
左右対称の形で(サイドボタンは左側だけ)、重さは 60g(実測は TechPowerUp 58g・RTINGS 59.4g)。センサーは HERO 2 で、最大 44,000 DPI。G HUB でファームウェアを更新すれば、無線で最大 8000Hz のポーリングレートで使えます。電池は公式で約 95 時間(連続使用時)、充電端子は USB-C です。ボタンは 5 個で、DPI を切り替えるボタンはありません。
いま買う時の注意
2026 年 10 月 7 日時点で、ロジクールの公式ストアでは SUPERLIGHT 2 の全品番が在庫切れです(同じ系列の 2c と DEX は、2c のピンクを除いて買えます)。ヨドバシ.com・ソフマップ.com・ドスパラなどの通販には在庫があります。ただし店によって価格の差が大きく、公式ストアの価格より高い店もあるので、買う前に見比べてください(価格.com、同日)。終売や後継の発表は見当たりません。系列としては、2026 年 12 月 17 日に 2c と DEX の低価格版(2c SE・DEX SE、公式ストア価格は各 20,460 円)が出る予定です。
同じ系列には、形や価格の違う派生モデルが並んでいます。手が小さめなら 51g の「2c」、右手用の形がよければ「DEX」、価格を抑えるなら 1000Hz の「SUPERLIGHT 2 SE」(公式ストア価格 20,460 円)。新しい物がよければ、形が同じ「PRO X2 SUPERSTRIKE」(2026 年 2 月発売、発売時の公式ストア価格 29,150 円)と、その後継で大きさが同じ「PRO X3 SUPERSTRIKE」(2026 年 10 月 15 日発売予定、公式ストア価格 32,450 円)があります。
RTINGS は 2026 年 3〜4 月に、ゲーミング・無線ゲーミング・FPS の各一覧で一番のおすすめを X2 SUPERSTRIKE にしました(それまでは Razer Viper V3 Pro)。PC Gamer は X2 SUPERSTRIKE を競技向けの部門(Best competitive)で選び、良い点に SUPERLIGHT の形を挙げています(総合の部門は Razer Viper V4 Pro。2026 年 5 月 18 日更新)。
8000Hz と高い DPI を使うなら
8000Hz が出るのは無線の時だけで、有線では 1000Hz までです。TechPowerUp は、1600 CPI 以上、6 コア以上の CPU、CPU に直接つながる USB 3 のポート、240Hz 以上のモニターを勧めています。8000Hz では、電池の持ちは G HUB の目安で約 20 時間に減ります。CPU が弱い PC では負荷で反応が悪くなり、8000Hz の利点が打ち消されることもある、としています。
また TechPowerUp は、2024 年の更新の後、高い CPI での揺れ(ジッター)が、同じ CPI の更新前より大きく増えたと指摘しています。1600 CPI では揺れが見られず、16,000 CPI で大きな揺れが出たとしています。表面が粗いパッドや使い込んだパッドほど目立ち、44,000 CPI はほぼ使えないとしています。1 万 CPI 以上で使う人には、CPI を下げるか、更新しないよう勧めています。
主な仕様
| 重さ | 60g(実測 58〜59.4g) |
|---|---|
| 大きさ | 奥行き 125 × 幅 63.5 × 高さ 40 mm |
| 形 | 左右対称(サイドボタンは左側だけ) |
| センサー | HERO 2(100〜44,000 DPI、888 IPS、88G) |
| ポーリングレート | 最大 8000Hz(無線のみ。有線は 1000Hz) |
| 接続 | LIGHTSPEED 無線(USB レシーバー)、有線(付属は USB-A to USB-C ケーブル。有線は 1000Hz まで) |
| 電池 | 約 95 時間(公式の連続使用時間)。G HUB の目安は 1000Hz で 92〜100 時間、8000Hz で 19〜20 時間(TechPowerUp) |
| スイッチ | LIGHTFORCE ハイブリッド(光学式とメカ式) |
| ボタン | 5 個(DPI 切り替えボタンなし) |
| ソフト | G HUB(設定を本体に保存できる) |
| 保証 | 国内正規品 2 年(型番 G-PPD-004WL-BKd は 1 年) |
| 日本での発売 | 2023 年 10 月 13 日(希望小売価格はオープン。発売時の公式ストア価格 25,410 円) |
| 公式ストアの価格 | 26,950 円(1 年保証の G-PPD-004WL-BKd は、26,950 円からの値引きで 24,500 円の表示)。2026 年 10 月 7 日時点の価格で、全品番が在庫切れ |
良い点と気になる点
良い点
- 60g と軽く、左右対称の形は多くの手と持ち方に合う(RTINGS・Tom's Hardware・ProSettings)
- クリックとセンサーの遅延が小さい(RTINGS・TechPowerUp)。よく使う CPI でずれもない(TechPowerUp)
- 作りがしっかりしている(RTINGS・PC Gamer・TechPowerUp・ProSettings)
- 充電が USB-C で、電池の持ちが良い(PC Gamer・ProSettings)。公式で約 95 時間、8000Hz では G HUB の目安で約 20 時間(TechPowerUp)
- 2024 年 9 月の G HUB での更新で、8000Hz と 44,000 DPI に対応した(高い CPI での揺れは気になる点を参照)
気になる点
- 価格が高い(Tom's Hardware・TechPowerUp)。公式ストアで 26,950 円
- DPI 切り替えボタンが無く、設定はソフト(G HUB か Onboard Memory Manager)で行う。G HUB は分かりにくい、出来が良くないという声がある(PC Gamer・TechPowerUp・ProSettings)
- メインのクリックが初代より重い、という指摘がある(ProSettings・TechPowerUp)。TechPowerUp は、メインボタンの出来に当たり外れがあり、サイドボタンも今ひとつとしている
- ホイールのクリックが鈍く重い、という指摘がある(PC Gamer・TechPowerUp。ProSettings はちょうど良いと評価)。ソールの滑りは評価が分かれる(PC Gamer は良いと、RTINGS と TechPowerUp は今ひとつと評価)
- TechPowerUp は、2024 年の更新の後は高い CPI での揺れが更新前より大きく増え(粗いパッドや使い込んだパッドほど目立つ)、44,000 CPI はほぼ使えないと指摘している
- 初代からの進化は小さい(PC Gamer・Tom's Hardware)。TechPowerUp は、安い初代のほうがクリックやホイールが良く、価格に対してソールや付属ケーブルも見劣りするとして「推奨しない」と結論づけている
向いている人
おすすめできる人
- FPS など対戦ゲームを中心に遊ぶ人
- 持ち方が決まっていない人、途中で変える人
- 左右対称の形が好きな人
別の機種が合う人
- 手が小さく、指先で持つ人(小さめの 2c が合う)
- 右手用の形が好きな人(DEX が合う)
- 左利きの人(サイドボタンが左側だけ)
- MMO などでボタンを多く使う人
- 軽いクリックが好きな人
比べる相手
- Razer Viper V4 Pro左右対称で 49g(白は 50g)と約 10g 軽い。公式ストアで 26,980 円(ブラック)、2026 年 3 月 25 日発売。有線・無線とも最大 8000Hz。
- Razer DeathAdder V4 Pro右手用の形で 56g。公式ストアで 28,980 円と少し高い。
- Pulsar X2 CrazyLight Medium左右対称で 39g(ドット型のソールの時。標準のソールでは 41g)とずっと軽く、公式ストアで 16,390 円と安い。少し小さめ(120.4 × 63 × 38 mm)。
ProSettings: プロのマウスの使用率
ProSettings: レビュー
ロジクール 公式ストア
ロジクール: 製品の保証に関するよくある質問(保証は購入した国でのみ有効)
ロジクール 発表資料(2023 年の発売)
ロジクール 発表資料(2024 年の更新)
ロジクール 発表資料(PRO X2 SUPERSTRIKE)
Logitech G: PRO X2 SUPERSTRIKE と PRO X SUPERLIGHT 2 の違い
GAME Watch: 2c と SE
PC Watch: PRO X3 SUPERSTRIKE と 2c SE・DEX SE
RTINGS: レビュー
RTINGS: ゲーミングマウスのおすすめ
RTINGS: 無線ゲーミングマウスのおすすめ
RTINGS: FPS 向けのおすすめ
TechPowerUp: レビュー
Tom's Hardware: Best Gaming Mouse
PC Gamer: レビュー
PC Gamer: Best gaming mouse
Razer: Viper V4 Pro(ブラック)
GAME Watch: Viper V4 Pro の発売
TechPowerUp: Razer Viper V4 Pro のレビュー(有線・無線の 8000Hz)
Razer: DeathAdder V4 Pro
Pulsar: X2 CrazyLight
価格.com
この記事は、メーカーの仕様と、第三者の計測やレビューをもとにまとめています(編集部による実機の検証はしていません)。数字は出典の時点の物です。Amazon へのリンクは広告(Amazon アソシエイト)です。メーカーからの依頼や提供は受けていません。