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周辺機器レビューマウス2game.info 編集部

G203 LIGHTSYNC 評価まとめ 安くてクリック遅延の小さい有線マウス

ロジクールの有線マウス「G203 LIGHTSYNC」は、日本での発売から 6 年たった今も、ゲーミングマウスの売れ筋でブラックが 4 位です(BCN、2026 年 8 月)。RTINGS は、安いゲーミングマウスと FPS 向けの一覧で、どちらも安い部門に選んでいます。重さやケーブルなど気になる点と、いま買う時の注意もまとめました。

Logicool G G203 LIGHTSYNC ゲーミングマウス
Logicool G G203 LIGHTSYNC ゲーミングマウスAmazon で見る(PR)メーカーの製品ページ国内正規品(本体とパッケージのロゴが「Logicool G」の物)はメーカーの 2 年保証が付きます。ロゴが「Logitech G」の物や海外型番の G102 は並行輸入品で、日本の無償保証の対象外と Amazon の商品ページで案内されています。

厳選した理由(実績)

  • 販売実績BCN ランキングの 2026 年 8 月のゲーミングマウス実売台数で、ブラック(G203BK)が 4 位です。1〜6 位はすべてロジクールの製品でした。(BCN+R)
  • 発売からの年数日本では 2020 年 5 月 21 日に発売され(参考価格 4,400 円)、6 年以上になります。(ロジクール)
  • 第三者の評価RTINGS の安いゲーミングマウスの一覧(The Best Cheap And Budget Gaming Mouse of 2026、2026 年 8 月 20 日更新)で、「Best Cheap Gaming Mouse」の部門に選ばれています(一覧の一番のおすすめは G304 の海外版 G305)。FPS 向けの一覧(The Best FPS Mouse of 2026、10 月 6 日更新)でも「Best Cheap FPS Mouse」の部門です。(RTINGS)
  • 計測RTINGS の計測(2021 年 5 月にレビュー、2025 年 8 月に試験方法 1.5.1 へ更新。2026 年 3 月に出た 1.5.2 には未更新)では、重さは 84.6g。クリック遅延の小ささを長所に挙げ、カーソルを速く動かしても遅く動かしても、センサーの動きが安定しているとしています。(RTINGS)

どんなマウスか

左右対称の形で(サイドボタンは左側だけ)、重さは 85g(RTINGS の実測 84.6g)。センサーは光学式で 200〜8,000 DPI、ポーリングレートは 1,000Hz です。ボタンは DPI 切り替えを含めて 6 個で、DPI は 5 段階まで登録できます。ライティングは LIGHTSYNC RGB で、ロゴと、後ろを囲む帯の 3 つの区画が光ります(RTINGS)。ただし PCWorld によると、上面のロゴは帯と別の色にはできません。Tom's Hardware は、ライラックには白、ブルーには黒のケーブルが付き、本体と色が合わないと指摘しています(2020 年)。

海外では G102・G103 の名前で売られている同じマウスがあります(RTINGS)。日本の正規品の名前は G203 です。前のモデル G203 Prodigy との違いの一つは、帯の光る区画が 1 つから 3 つになった点です(RTINGS)。

レビューの点数は、PCWorld が 4 点(5 点満点、2022 年 8 月)で Editors' Choice に選んでいます。Tom's Hardware は 3.5 点(5 点満点、2020 年 8 月)です。

いま買う時の注意

2026 年 10 月 7 日時点で、ロジクールの公式ストアの価格は 4,510 円です。2024 年 2 月 8 日の価格改定で 3,960 円から上がりました(発売時の参考価格は 4,400 円)。同じ日、公式ストアで在庫があるのはホワイトだけで、ブラック・ブルー・ライラックは在庫切れでした。国内正規品は、楽天市場のロジクール公式ストアでも扱われています。終売や後継のモデルの発表は見当たりません。

無線に進むなら、同じロジクールの G304 が候補です。RTINGS によると、G203 と同じ卵形です(海外名は G305)。公式ストアでは 5,720 円で、2026 年 10 月 7 日時点でブラックとホワイトが残りわずか、ブルーとライラックは在庫切れです。G304 の次のモデル「G304 X SUPERLIGHT」は 2026 年 7 月 16 日に発売され、59g・12,980 円です。

FPS で使う時の目安

RTINGS は、クリック遅延が小さく、速い対戦ゲームでも十分に使えるとしています。一方で PCWorld は、大きく速く動かす場面でセンサーが少し追いつかず、残像が見えたとしています。e スポーツや本気の対戦では不利になるが、気軽に遊ぶ分には気にしなくてよい、という見方です(2022 年 8 月)。RTINGS も、一番の欠点は重さで、いまの FPS プレイヤーの多くはもっと軽いマウスを好む、と書いています。

プロ選手の使用率は、ProSettings の「Logitech G203」の項目(旧型の G203 Prodigy と分けていません)で、2,431 人中 6 人(0.25%)です(2026 年 10 月 7 日時点)。

手の大きさと持ち方も確かめておきたい点です。RTINGS はレビューの冒頭で、つまみ持ちならどの手の大きさにも合う一方、手の大きい人のかぶせ持ち・つかみ持ちには向かないとしています。ただ、同じ RTINGS のおすすめの一覧では、ほとんどの手の大きさに合うとしており、書き方が分かれます。Tom's Hardware は、形が平たすぎると指摘しています。

ケーブルと設定ソフト

ケーブルはゴム製で、長さは 2.1m です。RTINGS は、軽くて引っかかりにくい一方、柔らかくはなく、折れ癖が残るとしています。一方で Tom's Hardware は、多少の引っかかりはあるとしています。

設定は Logicool G HUB で行い、Windows と macOS に対応します(RTINGS)。RTINGS は、試験中に問題は無かったものの、G HUB には起動しない・固まる・一部の機器とつながらないといった不具合の報告がネット上で多い、と注意書きを添えています。DPI は 50 刻みで決められ(RTINGS)、設定は本体のメモリーに保存できます(公式)。なお 2020 年の Tom's Hardware のレビューでは、本体 2 台・PC 2 台で試しても、本体のメモリーへの保存がうまく働かなかったと報告されています。

主な仕様

重さ85g(マウスのみ。RTINGS の実測 84.6g)
大きさ奥行き 116.6 × 幅 62.15 × 高さ 38.2 mm
形左右対称(サイドボタンは左側だけ)
センサー光学式(200〜8,000 DPI、最大 200 IPS、25G)
ポーリングレート1,000Hz
ボタン6 個(DPI 切り替えを含む。すべて設定を変えられる)
ライティングLIGHTSYNC RGB(約 1,680 万色)
接続有線(USB、ケーブル 2.1m)
ソフトLogicool G HUB(設定を本体に保存できる)
色ブラック、ホワイト、ブルー、ライラック
保証国内正規品 2 年
日本での発売2020 年 5 月 21 日(発売時の参考価格 4,400 円)。ブルーとライラックは 2020 年 9 月 17 日
公式ストアの価格4,510 円(2024 年 2 月 8 日の改定から)。2026 年 10 月 7 日時点で、在庫はホワイトだけ

良い点と気になる点

良い点

  • 作りがしっかりしている(RTINGS・PCWorld)
  • クリック遅延が小さい(RTINGS・PCWorld)。速く動かしても遅く動かしても、センサーの動きが安定している(RTINGS)
  • 卵形の左右対称の形で、つまみ持ちならどの手の大きさにも合う(RTINGS)。PCWorld は、3 つの持ち方のどれでも快適としている
  • ソールの滑りが良い(RTINGS)
  • DPI を 50 刻みで細かく決められる(RTINGS)。PCWorld も、SteelSeries Rival 3 などの競合より細かく変えられる点が FPS で役立ったとしている
  • 公式ストア 4,510 円と安く、色は 4 つある(公式。2026 年 10 月 7 日時点で公式ストアの在庫はホワイトだけ)。Tom's Hardware も色の多さを長所に挙げている

気になる点

  • 重め(RTINGS の実測 84.6g)。RTINGS は一番の欠点を重さとし、いまの FPS プレイヤーの多くはもっと軽いマウスを好むとしている
  • ケーブルが硬く、折れ癖が残る(RTINGS)。Tom's Hardware は、普通のゴムのケーブルなので多少の引っかかりはあるとしている
  • 手の大きい人のかぶせ持ち・つかみ持ちには向かない(RTINGS のレビュー冒頭。同じ RTINGS の一覧では、ほとんどの手の大きさに合うとしており、評価は分かれる)。形が平たすぎるという指摘もある(Tom's Hardware)
  • より高価なマウスほどのセンサーの精度は無いかもしれない(RTINGS)。PCWorld は、大きく速い動きでセンサーが遅れて残像が見え、e スポーツや本気の対戦では不利としている。リフトオフディスタンス(持ち上げた時に反応が止まる高さ)も一部のマウスより高いとしている(PCWorld。RTINGS は Razer DeathAdder Essential より低いとしており、評価は分かれる)
  • 有線だけで、ポーリングレートは 1,000Hz まで(公式)
  • 機能は基本的な物だけ。Tom's Hardware は 3.5 点(5 点満点、2020 年 8 月)で、安い価格帯は競争が激しいとしている。設定ソフトの G HUB は、ネット上で不具合の報告が多い(RTINGS)

向いている人

おすすめできる人

  • 予算 5 千円以内で、初めてゲーミングマウスを買う人
  • つまみ持ちの人(手の大きさを問わない)
  • 充電や電池を気にしたくない人
  • 光り方や色を選びたい人

別の機種が合う人

  • 軽いマウスで FPS を本格的に遊ぶ人(無線で 59g の G304 X SUPERLIGHT が候補。ただし RTINGS は海外版 G305 X SUPERLIGHT のレビューで、ほかの軽量 FPS マウスの多くよりは少し重いとしている)
  • 手が大きく、かぶせ持ち・つかみ持ちの人(RTINGS は右手用で大きめの Razer DeathAdder Essential を挙げている)
  • ケーブルを無くしたい人(無線の G304・G304 X SUPERLIGHT)
  • 左利きでサイドボタンを使う人(形は左右対称で、RTINGS は左利きにも合うとしているが、サイドボタンは左側だけ)
  • MMO などでボタンを多く使う人(ボタンは 6 個)

比べる相手

  • Logicool G304 X SUPERLIGHTG304 の次のモデルで、59g の無線マウス(LIGHTSPEED と Bluetooth)。センサーは HERO 44K、電池は約 130 時間。12,980 円(1 年保証の G304X-SL-BKd・WHd は公式ストア 11,800 円、2026 年 10 月 7 日時点)、2026 年 7 月 16 日発売。
  • Logicool G304G203 と同じ卵形の無線マウス(RTINGS)。単三電池 1 本で最大 250 時間使え、99g と重め。公式ストア 5,720 円(2026 年 10 月 7 日時点で残りわずか)。
  • Razer DeathAdder Essential右手用で大きめの有線マウス。6,400 DPI。公式ストア 3,880 円(2026 年 10 月 7 日時点)。RTINGS は、遅延は G203 のほうがずっと小さいが、手の大きい人のかぶせ持ち・つかみ持ちには Razer の形が合うかもしれない、としている。

この記事は、メーカーの仕様と、第三者の計測やレビューをもとにまとめています(編集部による実機の検証はしていません)。数字は出典の時点の物です。Amazon へのリンクは広告(Amazon アソシエイト)です。メーカーからの依頼や提供は受けていません。